挑戦! iMac グラフィックボード を自分で修理してみました

挑戦! iMac グラフィックボード を自分で修理してみました

iMac は、今も変わらずAppleの主力商品の一つですよね。

  • iMac欲しい!でも高い・・・
  • そもそも我が家はWindows派・・・

そんな我が家に「液晶表示不良」のiMacがやってきました!

ヤフーオークションで6000円ほどでしたが
実は簡単に直せるという事で購入してみたのですが・・・

果たして、上手く修理できるのでしょうか?

Apple iMac の魅力

imac-gpu

さて、iMacの修理に取り掛かる前に
私が思うiMacの魅力についてご紹介しましょう。

それは、デザイン!ぐらいですかね・・・(-_-;)

一昔前は・・・

  • ビジネス用途はWindows
  • クリエイター用途はMac

といった感じでしたが、
今ではどちらのOSでも利用できるソフトもありますし
性能的にも変わりが無いため、デザインくらいしか思いつきません

Apple iMacの弱点

グラフィックボード

しかし!そのデザイン故の弱点がiMacがあるのです。

排熱構造が弱い

iMacユーザーであれば直ぐに思いつく弱点が廃熱構造です!

iMac・・・というかApple製品は全般的に
デザイン重視を先行するあまり、その狭い筐体の中に
精密機器を詰め込んでいます。

そのため筐体内部の空気の流れが悪く、
電子機器には天敵の高熱状態になるんですよね。

修理費用が高い

しかも!一度Apple製品が壊れてしまうと
AppleCareに加入していない限り、驚きの修理代です。

例えば、今回の取り上げる画像乱れの場合・・・

なんと!修理代金60,000円もかかると言われています!

毎年、新しい製品を出すApple・・・60,000円も修理代に払うなら
新しいiMacを購入しますよね?

iMac を修理する

グラフィックボード

さてiMacの修理が高いこと、その上に壊れやすいことは
お判りいただけたでしょうか??

実はヤフーオークションには、そんなiMacが結構出回っています。

きっと皆さん、壊れても修理代が高いということで
修理にも出さず放ったらかしなのでしょうね。

で!今回冒頭でも紹介したように6,000円で
「表示不良iMac」を購入したわけです。

iMacの故障事例

グラフィックボード

今回購入したiMacのスペックはこちら・・・

  • 形式・年式:A1311(Mid2010)
  • CPU:Intel Corei3-3.06Ghz
  • HDD:500GB
  • RAM:4.0GB

既に販売から8年以上経過している商品ですが・・・
発売当初は14、5万していた商品も8年経てば
6,000円で手に入るわけですから、日進月歩は凄まじいですね。

で!今回のこの商品が安く手に入って理由の一つが

  • 画面表示不良!

これでは作業ができませぬ。

しかも、暫くするとフリーズして強制終了ですからね。

グラフィックボードの修理

グラフィックボード

「でも、こんなiMac本当に直せるの??」と思いますよね。

大丈夫!直せます!実はこれまでに何台か直した経験があるのです(笑)

このような画面表示の乱れのほとんどが
グラフィックボードに原因があります。

グラフィックボードとは、ディスプレイに画像や映像を
映すための重要な部品なのですが、Apple製品・・・
特にこの年式のiMacは非常にグラフィックボードが弱いのです。

iMacの分解

まずはiMacの分解ですが、分解に必要な道具はこちら!

  • 吸盤(液晶保護ガラスの取り外し)
  • ヘックスレンチ(T8orT10)

これだけでiMacはバラバラに出来るんですよ。

分解手順としては・・・

  1. 液晶ガラスを吸盤を使って取り外します
  2. 筐体枠を取り外します
  3. 液晶を取り外します
  4. ドライブおよびFANなど周辺機器を取り外します
  5. ロジックボードを取り外します
  6. グラフィックボードを取り外します

分解手順の詳細を掲載しようと思ったんですが・・・
膨大な写真と手間がかかるので辞めました(笑)

グラフィックボードまでのアクセス方法を紹介したブログを
発見しましたのでご紹介します!

勝手なご紹介すみません・・・m(_ _)m

まっつんのディスコなブログ
https://ameblo.jp/prismattun/entry-11152601221.html

グラフィックボード 再溶接

さて取り出したグラフィックボードをいよいよ修理します。

今回グラフィックボード修理に使用した道具はこちら・・・

以上です(笑)

拍子抜けですよね?
実は、iMacグラフィックボードに修理道具は、ほとんど必要ないのです。

今回の修理方法は、グラフィックス プロセッシング ユニット(GPU)に
加熱するという方法です。

なぜ、そんな作業でiMacの画像表示が直るのかというと・・・

そもそもの故障原因は、先にご紹介したiMacの弱点
「排熱構造」にあります!

排熱が上手くできないiMacは、内部は高温になります。

精密機器の各部は「鉛とスズを主成分とした合金」つまり半田で
溶接されているのですが、高温になると半田が溶けて接合が
外れてしまう半田クラックという症状が発生していますのです。

部品が接合されていないのですから
当然正常な信号を送れず、結果「画面表示不良」が発生するわけです。

と!いう事で・・・高熱で生じた半田クラックを再度溶接するため
ヒートガンでがんがんに加熱するリフロー作業を行います。

グラフィックボードをアルミで包む

グラフィックボード

他の接合部に影響が出ないように
GPUのみが出るようにアルミでグラフィックボードを包みます。

グラフィックボードを加熱する

1㎝ほどGPUから離して、2分ほど真上から加熱します。

この距離と時間ですが・・・正直経験です(笑)

何度かリフロー作業をしていて、導き出した結果です。

これ以上加熱すると、GPU自体がダメになりますし
ヒートガンの位置を離しすぎると加熱が出来ず上手くいきませんでした。

NEKOSANN256さんのチャンネルで紹介されていた
リフロー作業をご紹介させていただきます。

アルミで包んでいないとか、加熱時間が違うなど
多少違いはありますが、ほぼ同じ方法です。

加熱されたグラフィックボードが自然に冷えるのを30分ほど待った後
CPUグリスを塗って、分解手順の逆で組み上げていきます。

リフロー作業修理結果は・・・

グラフィックボード

修理後は、いつも電源を付ける時が「ドキドキ」しますが・・・

「ジャーン!!」

みごと正常に起動しました!

Apple製品 自己修理の注意点

さて無事に直すことが出来ましたが、
これから真似してみようと考えている皆さんに注意点のお知らせです。

注意1、分解した時点で保証はない

これはご存知ですよね?
Apple製品は分解した時点で、補償対象外となります。

まぁ今回の年式の製品なら保証自体切れていますが、
一度分解して「やっぱりAppleで修理してもらおう」としても
新品と変わらない修理代金が必要となります。

注意2、リフローは応急処置である

「正常に表示されたので直った!」と思いがちですが
対策品のグラフィックボードでもありませんし
排熱改善がされたわけではないため・・・

完全に直ったわけではありません!

再び同じ症状が発生する可能性があります。

注意3、そもそも分解・組み上げのハードルが高い

今回、GPUのリフロー作業だけをピックアップいたしましたが
実はApple製品は分解がしにくい!

つまりグラフィックボードに辿りつくまでが大変です。

そして組み上げる時はもっと大変になります。

PC分解などされたことが無い方は、あまりおススメしませんね。

iMacのグラフィックボード意外と直せる

グラフィックボード

さて、いかがだったでしょうか?

この記事を読んで「おっ!ちょっとやってみようかな」
思っていただけると幸いです。

1年位前までは、画面表示不良が良く出回っていたのですが・・・
最近は見かけなくなりました。

新たな機種が出てきたり、みな同じような事をして
安くiMacを手に入れているのかもしれませんね。

ヤフオクでもし画面表示不良のiMacを見かけられたら
挑戦してみるのはいかがでしょうか?

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